阿佐ヶ谷神明宮|阿佐ヶ谷神明宮の歴史

阿佐ヶ谷神明宮の歴史

寛政12年(1800年)に著された『江戸名所図絵』によると、日本武尊が東征の帰途阿佐谷の地で休息し、後に尊の武功を慕った村人が旧社地に一社を設けたのが阿佐ヶ谷神明宮の始まりといわれています。国家の最高神とされる、皇室の御祖神であり、太陽神でもある天照大御神(アマテラスオオミカミ) をお祀りしています。

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建久年間(1190〜1198年)には土豪横井兵部が伊勢神宮に参拝したおり、神の霊示を受け、宮川の霊石を持ち帰り神明宮に安置したと伝えられ、この霊石は今も御神体として御本殿の奥深く鎮っています。
江戸時代から庶民の信仰が篤く、その一端を示す文政十一年(1828年)の銅製の三本御幣が奉納されています。

平成二十一年秋に「平成の大改修」が竣工し、神明作りの御殿・神門、新しい祈祷殿・能楽殿などが誕生しました。
境内地は約3000坪の森をなしており、東京都内最大の伊勢神宮勧請の神社です。JR阿佐ヶ谷駅から徒歩2分と交通至便の地にあるため、年間を通し数十万人の参拝者で賑わいます。

また近年は骨董市、植木市、さらに能や伝統芸能の奉納、や杉並区主催のジャズストリートの会場になるなど、地域のコミュニケーションの場として広く親しまれています。
中でも豊年満作を祝い神に感謝するものとして例大祭に奉納される「阿佐ヶ谷囃子」は、江戸時代末期からの伝統を誇り、区の無形文化財に指定され、杉並の風物詩のひとつとなっています。

 
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